
「いただきます。」
小さな頃からずっと言ってきたこの言葉。
でも、ある日ふと考えました。
「私はこの言葉の意味を、本当に理解していただろうか?」
いのちをいただくということ
お米一粒にも、野菜のひと切れにも、
かつては“いのち”が宿っていました。
それを育ててくれた自然、
手をかけた農家さんや漁師さん、
運んでくれた人、調理する自分。
そして今、それを食べて生きていく“わたし”。
「いただきます」は、
そのすべての存在に対して、手を合わせる“祈りの言葉”なのだと、
改めて気づきました。
感謝の言葉が、ごはんの“波動”を整える
スピリチュアルな観点では、言葉にはエネルギーが宿ると言われます。
「ありがとう」「いただきます」といった言葉は、
周囲の空間を清め、自分自身の波動を整える力があるのです。
たとえ簡単な食事でも、
その言葉を“心をこめて”言うだけで、
目の前の食べ物が優しいエネルギーに包まれる気がします。
手を合わせる時間=自分を整える時間
1日3回、ごはんを食べる前に手を合わせる。
それだけで、忙しない日々の中に“静けさ”が戻ってくるようになります。
「いただきます」という短いひとことは、
私にとって、“今ここ”に戻るためのスイッチでもあるのです。
食べることは、魂の糧になる
ただお腹を満たすのではなく、
ごはんの中に宿る、たくさんの愛といのちを感じること。
それはきっと、私たちの“魂”をも豊かにしてくれる、
とても大切な行為なのだと思います。
最後に
「今日も、いのちをありがとう」
「これを食べて、また元気に生きていきます」
そんな想いを込めて、
ゆっくりと手を合わせる「いただきます」。
それは、台所にある“いちばんやさしい祈り”なのかもしれません。
🍀どうか今日も、あなたのごはんが心と体にやさしく届きますように。
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