
なんだか落ち着かない日。
心がざわざわして、何をしても気が散るようなとき。
そんなとき、私は決まって**「白いごはん」**を炊くようにしています。
何も足さない、何も飾らない
白いごはんは、とても静かな存在です。
派手な味つけも、鮮やかな色もない。
でも、その“真っ白”な姿に、私はなぜか安心するのです。
ただ炊きたてをお茶碗によそって、
ふうっと湯気を見つめる時間。
その静けさの中に、心が少しずつ戻っていきます。
噛むたびに、心が「今ここ」に戻ってくる
ひと口ずつ、よく噛む。
やわらかく、でもしっかりした甘みが、口の中に広がっていく。
そのリズムは、まるで呼吸を整える瞑想のよう。
考えすぎていた思考がゆるみ、
「ただ、ここにいる」という感覚が戻ってくるのです。
スピリチュアル的な“白”のエネルギー
スピリチュアルの視点では、白は「浄化」と「リセット」の象徴とされています。
白いごはんを食べることで、
心の奥にたまった濁りや疲れを、ふわっと洗い流してくれるような気がします。
「なにも足さない」「シンプルである」ことの中に、
本当の力が宿っているのだと感じます。
ごはんを炊く、それ自体が“整えの儀式”
お米をとぎ、
水加減を見て、
静かに炊き上がるのを待つ。
その一連の流れそのものが、
私にとっては**心を整えるための“行(ぎょう)”**になっています。
音も立てずに、ただ炊きあがるごはん。
その湯気に、今日も静かな癒しをもらっています。
最後に
落ち着かない日も、うまくいかない日も。
白いごはんが、そっと迎えてくれる。
「今日は、何も考えずに、これだけでいい」
そう思える食卓が、
あなたの心を整えるいちばんの近道かもしれません。
🍀今日も、お茶碗の中にやさしい静けさが広がりますように。
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