
冷蔵庫の中に、ぬか漬けや味噌、塩麹が並んでいると、なぜか心がほっとすることがあります。
これらの発酵食品は、ただの“保存食”ではなく、自然と人とのつながりを感じさせてくれる、やさしい存在です。
見えない存在のチカラを信じる
発酵は「目に見えない微生物たち」が主役です。
乳酸菌、麹菌、酵母菌…。
彼らは私たちの目には映らないけれど、ちゃんとそこにいて、素材をゆっくり変化させてくれます。
これはまるで、
目には見えないけれど、私たちを見守ってくれる“スピリチュアルな存在”のようだなと感じます。
自然と共に生きる知恵
味噌やぬか漬け、甘酒、塩麹…。
どれも昔から受け継がれてきた、日本人の生活の知恵です。
自然の力を借りて、
時間を味方にして、
身体にやさしく、心にもやさしい。
発酵食品は、「急がず、焦らず、でも確実に変化する」ことを教えてくれる存在です。
それは、年齢を重ねた今の私たちに、とてもぴったりのリズムかもしれません。
発酵食品がくれる「整える力」
発酵食品には、腸内環境を整える働きがあると言われます。
そして腸と心は、実は深くつながっているのです。
腸が整えば、心も整う。
落ち込みにくくなったり、気持ちが前向きになったり。
だからこそ、毎日のごはんの中に少しでも発酵食品を取り入れることは、
“自分の心を整える小さな習慣”でもあるのです。
私のおすすめ発酵レシピ
最近よく作るのは、こんな一品です:
*塩麹豆腐ステーキ*
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木綿豆腐をしっかり水切り
-
塩麹を全体にまぶして30分〜1時間
-
フライパンで香ばしく焼くだけ
とてもシンプルなのに、驚くほど味わい深く、体が喜ぶ感じがします。
最後に・・・
発酵食品は、私たちの体だけでなく、心や魂にもやさしく働きかけてくれます。
自然と共にあること。
ゆっくり変化することを許すこと。
そして、自分自身をいたわること。
そんなメッセージを、静かに届けてくれる“自然界からの贈り物”だと思うのです。
🍀今日も、あなたの台所に小さな奇跡が訪れますように。
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